年賀状の作成に悪戦苦闘の中年m-zoです。
素材は大体決まってるんだけどレイアウトが・・・。
今日はキタノ作のヤクザモノ完結編の話。
■基本情報
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タイトル:
監督:
製作:
森昌行
吉田多喜男
製作総指揮:
北野武?
出演:
ビートたけし
西田敏行
大森南朋
ピエール瀧
大杉漣
松重豊
白竜
名高達男
光石研
原田泰造
中村育二
津田寛治
金田時男
池内博之
塩見三省
岸部一徳
種別:
日本・ヤクザ
公開日:
日本)2017年10月7日
Yahoo評価:3.27点
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■はじまり
のどかな海で釣りをしている主人公と付き人。
釣れる魚や料理の話をしているが、拳銃が見えるのは相変わらず。
(前作後)権力者の計らいで日本を離れ、歓楽街で用心棒のような役割をしていた。
そこへ日本のヤクザが揉め事を起こした、との連絡が入る・・・。
以前、紹介した「MIHOシネマ」さんにも全あらすじがありますた。
リンクをペタリ。復習にどーぞー。
安定の細かいあらすじ!
■良い点
主人公が徹頭徹尾ブレないところは相変わらず。
だからこそ見ていて「義」を感じる。
それが古臭くもあり現代にないものと思い知らされる。
それが伝わっているからこそエンドロールのセリフが切ない。
前回(個人的に)消化不良だった武装の多彩さが復活。満足。
拳銃だけの戦いじゃあやっぱりちょっと物足りないのよ。
バリバリばら撒く系が好き。
後、銃の音が普段見てる映画に近くなってた気がする。
俳優陣のみんな狸狐感が見ててたまらない。
今回は特に相手を上回るウマい役がいて、ネタ晴らしのシーンは
騙された側のどうしようもない絶望感が凄かった。
そして、ちょっと情報集めたら俳優陣は何名か体調が思わしくなかったようで。
それを感じさせない演技は見事過ぎた。
■うーんなとこ
シナリオが前回と似通ってる感じ。
前作は無印からのキャラを引き継いでからすんなりだったけど
今回はちょっと入りにくかったかな。
タイトルにもある通り最終章なので次は作る気ない感。
まぁ、作れない終わり方にしたので仕方ないけど少し寂しい。
そして、 やはり松重豊氏の使い方が・・・。
狸どもに負けない武闘派で来るかと思ったんですがねぇ。
飯のシーンが(孤独のグルメのせいで)ウケてしまった。
■総評【★★☆(日本俳優の底力を見たいなら是非)】
シリーズものなので前々作、前作と見てからの方が楽しめます。
普段はヤクザ映画とか見ない人でも楽しめましたし
俳優陣の力がスゴイです。日本のオジ様達スゴイマジで。
まぁ、グロとか血とかありまくりなので苦手な人には薦めれませんが
大丈夫な人にはおススメできる映画かと。
■オマケ
出演陣の大杉蓮氏、ピエール瀧氏を見ると少し悲しい気持ちが。
瀧さんは薬なんかに負けずに断ち切ってから復帰してほしい。
■関連作品
・前作