中年オタクに逃げれないイベント、それは「飲み会」である。
若い頃なら「あっ、今日は用事あるんで♪」と家に帰り、
まったり動画を見ながら一人ご飯を食べれた。
だが、中年になり、それなりに働いていて
誘いを断ると「若いのも来るのに・・・」となって、
現場の空気が少しよどむので行かざるを得ないのだ。
あぁ、日本の村社会観が憎い・・・。
そこで困るのが話題。
私なんかは特に人見知り+コミュ症なので対応に苦労した。
若い子にそんな苦労はさせたくない、と思い、
ここに思いつく対応方法を書いておく(老害感)
▼ケース1:好きな歌手・アイドルは?
よく聞かれる話題。
■ダメパターン
TVなんて見てない、と答えようものなら人外の地から来た人と扱われ、
アニメしかわからん、と言えばオタクとしてみんなの酒の肴にされるだろう。
声優とか答えようものなら誰?とスマホで調べられ
なんだよー、オタクかよー、と倍増しの肴となる。
■回答
誰かを知っておくしかない。できれば有名なところがベター。
今なら有吉反省会でおもしろいことを言う
AKB(HKB)の指原莉乃、を答えるようにしてる。
■解説
聞いてくる人は大体、こっちのことは興味ないです。
聞いてきた奴は大体「なんかおもろいこと言え」的なノリなので
ある程度わかる答えを返すと「あっ、そう・・・」と引いてくれます。
その後、大体その人が「俺は○○が好きでサー」と始まりますので
そこからは合いの手を適当に入れておきましょう。
▼ケース2:休日はどう過ごしてるの?
上司や先輩から聞かれる話題。
■ダメパターン
アニメに関わる系は、ほぼ確実に肴になるパターン。
スマホで調べられたり、どんなの?と突っ込まれストーリを喋らせられます。苦行。
図書館行ってます、とか英会話してます、とかのマジメ系も意外とマズ目。
遊びが足りない、と絡まれる場合すらあるので注意。
■回答
ダメパターンから外れているなら実は大体いける。
映画、料理、運動、楽器、カラオケ、等々。
ゲームもみんなが知ってるものならいける今日この頃。
ex:モンスト、パズドラ等、意外とツムツムは女性ユーザが多いのでいけたりする
ただし、これが好きをどう好きかとか、ある程度説明出来る程度
まとめておくことが重要。
■解説
聞いている側は「合う話、ないかなー?」の心理です。
興味がなければ「あっそう」で終わりますが気にしない。人生そんなもん。
逆に合う人がいるとそこで世界が作れるので
その話を広げてれば時間が勝手に経ちます。
ただし、最初はオタク特有の
「得意なことはめちゃめちゃ喋る」をしないように注意が必要。
▼ケース3:最近どうよ?
昔の現場の先輩や同期から聞かれる話題。
■ダメパターン
いや別に普通ッス、的な広げれない回答。
大体「つまんねー」みたいな空気になって静寂が訪れることが多い。
■回答
やー、仕事忙しくて太りましたわー、とか
携帯変えたんですわー、とか、PC買ったんですわー、とか
筋肉体操始めて筋肉痛ですわー、とか
最近電車の中でいつも見る女の子がかわいいですわー、とか
なんでもいいので次の話題になりそうなことを答えましょう。
■解説
この話題が来る時は相手は大体酔ってます。
なので、なんか面白いことを出せー、と言っているのと同じです。
ただ相手は笑いたいだけなのです。
適当な話題を提供すれば、向こうが勝手に盛り上がってくれます。
オタクという種族は、どのオタクであれ特化しすぎてて
会話にならないことがよくあります。
その特化が社会生活も犠牲にしてる場合が多く
会話で真正面からぶつかって「これだから飲み会嫌い」と嘆くのではなく
ぶつからないように少し準備しておくことが重要です。
偉そうに書いたが、私が思いつく方法であって
できてるとは一言も言ってない、と落としておきます。